日本ならではって言うのがいいですよね。
でもいけばな向きではありません。
九州地方南部に自生している。日本に産するヤシ科植物では、もっとも耐寒性が強く、東北地方まで栽培されている。
雌雄異株で、雌株は5?6月に葉の間から花枝を伸ばし、微細な粒状の黄色い花を密集して咲かせる。果実は11?12月頃に黒く熟す。
幹は円柱形で、分岐せずに垂直に伸びる。大きいものでは樹高が10mほどになる。
幹の先端に扇状に葉柄を広げて数十枚の熊手型の葉をつける。葉柄の基部は幹に接する部分で大きく三角形に広がり、幹を抱くような形になっている。この部分の下端から下に30-50cmにわたって幹を暗褐色の繊維質が包んでおり、これをシュロ皮という。
シュロ皮を煮沸し、亜硫酸ガスで燻蒸した後、天日で干したものは「晒葉」と呼ばれ、繊維をとるのに用いられる。シュロ皮の繊維は、腐りにくく伸縮性に富むため、縄や敷物、ホウキなどの加工品とされる。
ワジュロよりも樹高・葉面が小さく、組織が固い。そのため葉の先端が下垂しないのが特徴である。中国大陸原産の外来種であるが、江戸時代の大名庭園の頃には既に植栽されていたようである。
翻訳語としてのシュロ
シュロは日本の温帯地域で古来より親しまれた唯一のヤシ科植物であったため、明治以降、海外の著作に見られる本来はシュロとは異なるヤシ科植物を、「シュロ」と翻訳していることが、しばしば認められる。特にキリスト教圏で聖書に多く記述されるナツメヤシがシュロと翻訳されることが多かった。今日でも聖書などのキリスト教文献で、ナツメヤシがシュロと翻訳されていることが普通である。本ウィキペディアプロジェクトでも「すべての言語版にあるべき項目の一覧」に英語のpalmの翻訳として「シュロ」が採用されているが、このpalmもヤシ科一般、特にナツメヤシを指す語であり、これにシュロの訳語が当てられている典型例である。
引用『ウィキペディア(Wikipedia)』
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